アウディは昨年10月、パリモーターショーにて初のEV「e-tron」を初公開しましたが、「スポーツバック」のほかにもオフロードタイプの「オールロード」や、高性能スポーツなどの派生モデルを展開する可能性が高いことがわかりました。
今回捉えた開発車両はテストミュールのため、ベースモデルとほとんど区別がつかない状態ではあります。唯一のヒントはリアタイヤがノーマルより幅が広いことです。高性能スポーツモデルの可能性があるようで、最高出力は500psから550psまで高められるといいます。
同ブランのラグジュアリーモデルと同等のスペースと、快適性を備えた電動SUVである「e-tron」は、2019年1月に予約受注が2万台を超えるヒットとなっています。駆動方式は電動4WDの「クワトロ」で、95kWh大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。2個のモーターにより最高出力306psを発揮しますが、ブーストモードによりアクセルをフルに踏み込んだ際、最大8秒間パワーアップが可能で、最高出力は408psを発揮します。
派生モデルでは2019年内あるいは2020年初頭に「スポーツバック」が最初に公開されると見られており、「オールロード」やスポーツモデルの登場は2020年内、あるいは2021年と予想されます。
(APOLLO)