●今シーズンの意気込みなど聞いてきました!
惚れ惚れする走りを見せてくれた3人のドライバーに、お話を聞くことができました!
——まずは川畑選手。今シーズンの意気込みを教えてください!
「トーヨータイヤワークスチームとして新体制に替わったので、まずは新たな気持ちで頑張りたいですね。個人的には車両がトヨタのスープラに替わるので、話題のクルマで走れるというのもあって、注目されるような走りができたら良いなと思います」
——3月末に行われた「D1GP ALL STAR SHOOT-OUT」でスープラに早速乗られていましたね。
「はい。ちょっと突貫で造ったので、シーズンが始まる前に一回ばらしてきっちり直していこうと現在、絶賛作業中です!」
——スープラのクルマの素性として良いところは?
「ドリフトだけでなくトラクション、ブレーキ全てに安定感がありますね。やはり新しいクルマは凄く良いです」
——昨シーズン乗っていたGT-Rと違いはありますか?
「GT-Rはもともと4WDの設定なのでその辺りはバランスが違って少し無理をしていたところがあったのですが、スープラの場合はクルマそのものの素性を活かせるので乗りはじめから乗りやすかったですね」
——では藤野選手、今シーズンの意気込みをお願いします!
「自分は今まで通りクルマは180なんですけれども、3台で走るプレッシャーはあります。でも3台で表彰台に乗る事を目標に走っていきたいと思います!」
——チームワークはもうばっちりですか?
「チームワークは・・・・、まあまあ良いと思います(笑)」
と、ここで藤野選手のお腹をツンツンする川畑選手(笑)。すでに息ぴったりなようですね!
——チームが仲良くなる秘訣は何でしょう?
「とにかく一緒に飲むことかな! 困ったことがあったら連絡取り合ったりしてますよ」(川畑選手)
ちなみに困ったこととは、レースのことではなくプライベートなことで相談することが多いのだそうですよ。
——最後にポン選手、まずは自己紹介からお願いします!
「タイから参りましたポンです! タイでのニックネームがポンなので、みんなから“ポンちゃん”と呼ばれています。今年5年目でトーヨータイヤさんには凄くお世話になっています。僕は海外から来ているので、最初は『こんなビッグチームに入って良いのかな・・・』と凄くプレッシャーに感じていたんです。でもみんな親切にしてくれるので、とてもありがたいです。クルマは去年と変わらないですけど、足回りのセットアップなど改良中です」
——ドリフトを始めたきっかけを教えてください
「僕がドリフトを始めた頃(約10年前)は、タイであまりポピュラーではなかったんです。日本の大学院に通っていた時に同級生が山で走行しているのを見て、『おっ、いいな』って思って始めました。そこから楽しくなって走行会にも参加して、ドリフトのことをたくさん勉強しました」
——今ではタイでも人気と聞きましたが、日本とどちらが盛り上がっていると感じますか?
「どちらも盛り上がり具合は変わらないと思いますが、日本のほうがお客さんが熱いですね。たとえばタイはいくつかラウンドがあっても、住んでいる地域に近い所にしか行きません。でも日本のファンは遠い場所でも応援しに来てくれる。『えっ!ここにも来てくれたの!?』って(笑)。何度も足を運んでくれる人もいて、凄く嬉しいです」
——トーヨータイヤの印象はどうですか?
「ドリフト界でトーヨータイヤは一番だと思っています。普通の街乗りも、乗り心地が凄く良いですね」
川畑選手、藤野選手、ポン選手、ありがとうございました!
ドリフト選手って少し怖いイメージがあったのですが(ごめんなさい汗)、3人とも穏やかでびっくり! でも走行すると驚くようなスゴ技で私達を魅了してくれる・・・。このギャップにすっかり心を奪われました。
今シーズンのD1GPは6月29日(土)から筑波サーキットで開幕します。チームトーヨータイヤドリフト、大注目ですよ!!
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(写真/高橋 学、文/yuri)
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