ランボルギーニは、ハードコアオフローダー「LM 002」の後継モデルを検討していることがわかりました。
これは、同ブランドのCEO、ステファノ・ドメ二カリ氏が、米「Motor Trend」誌のインタビューで語ったものです。「LM 002」は、1986年から1993年に製造されていた本格4WDオフローダーで、5.2リットルと5.7リットルのV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力は450psを発揮しました。
同ブランドでは、2018年にスーパーSUV「ウルス」を発売しており、加熱するクロスオーバーSUV市場において、今後はウルス1車種で勝負していくと見られていました。ドメニカリ氏によると、「ウルスはオンロードにおける快適さに重点を置いており「LM 002」の後継モデルではない」と語っており、よりハードなオフローダーを検討する可能性があるようです。
また昨年から市場において、復活待望論が高まっているのも事実です。これは「ウルス」発売により、かねてからの「LM 002」ファンの心に火がついた可能性があります。現段階でパワートレインなどの情報はありませんが、「ウルス」にハイブリッドモデルが設定されるのは間違いなく、「LM 002」はV型8気筒以上の内燃機関モデルのみ設定される可能性が高いのではないと予想されます。
(APOLLO)