【試乗Alfa Romeo STELVIO 2.2 TURBO DIESEL Q4】春のドライブはディーゼルの良さと官能のデザインを融合した最新SUV「アルファロメオ ステルヴィオ」 でスタート(PR)

●俊敏なフットワークはステルヴィオ最大の魅力だ


 

山を下って行く際、コーナーが連続するところも走った。すかさずドライブモードのD(Dynamic)をチョイスする。俄然、テンションが上がる。12対1という超クイックなステアリングギヤ比により、コーナーの入り口でステアリングを切ると、クイックイ曲がる。ギヤ比のせいだけではない。アルミエンジンの軽量化は技術的にも大変なのだが、ガソリンエンジンに対して重量増を10kgに抑えているため、鼻先の軽さもハンドリングの良さに寄与している。さらに、コーナリング中の姿勢も、ロールして踏ん張るというよりは、真横に引っ張られるようなGのかかり方で、ボディの無駄な動きが抑制され、見た目の大きさからは想像つかないほどの俊敏さを見せる。SUVなのに、ワインディングで本領発揮といった雰囲気だ。おそらく、ステルヴィオ最大の魅力はこのハンドリングだろう。


 

海岸沿いに出ると、オシャレな「ストロベリーカフェ」にピットインし、甘酸っぱいイチゴパフェを堪能。パフェ食べたのなんて、何年振りだろう…。あらかじめ決めておいた目的地を目指したり、飛び込みで気になるお店に立ち寄ったり。勝手気ままに時間を過ごせるのもドライブの醍醐味だ。

●スポーツ派もユーティリティ派も満足できる多才なSUV


1日たっぷり遊んで帰ってきても、燃料計の目盛りはまだまだ余裕。燃費の良さもさることながら、それ以上に、ワンタンクでマイレージを稼げる足の長さもディーゼルの良さだ。

SUVらしからぬスポーティなハンドリングが最大の魅力と言えるステルヴィオだが、室内の居住性やラゲッジスペースなどSUVの基本的要件を満たすのはもちろん、ロングドライブでも疲れ知らずの快適性も確認できた。そして、高い技術に裏打ちされた気持ちの良いディーゼルエンジンもまた、パワーフィールから質感まで満足度が高い。


 

ステルヴィオ 2.2 TURBO DIESEL Q4は、「ホントはスポーツカーに乗りたいけどスペースが必要」「SUVに乗りたいけど、ドライブフィールも妥協したくない」などなど、様々なニーズに応えてくれるSUVだ。

SPECIFICATIONS
アルファロメオ ステルヴィオ 2.2 TURBO DIESEL Q4
全長×全幅×全高:4690×1905×1680mm
ホイールベース:2820mm
車両重量:1820kg
エンジン種類:直列4気筒インタークーラー付ディーゼルターボ
総排気量:2142cc
使用燃料:軽油
トランスミッション:8段AT
最高出力:210ps(154kW)/3500rpm
最大トルク:470Nm(47.9kgm)/1750rpm
タイヤサイズ:(前)235/60R18・(後)235/60R18
燃費:16.0km/L(WLTCモード)
※ WLTC モード :市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
価格:617万円

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PROFILE
モータージャーナリスト 佐藤久実
大学在学中よりレース活動を開始し、全日本ツーリングカーレース、スーパー耐久シリーズなどで活躍。海外ではニュルブルクリンク24時間耐久レースに出場し、2014年にはクラス優勝を果たしている。現在はモータージャーナリストとして多方面で活躍する一方、プライベートではお酒や温泉をこよなく愛する一面も。

(文:佐藤久実/写真:ダン・アオキ)

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