BMW 5シリーズ初のPHV誕生… 「530e iPerformance」はどこが違う?

BMWは、「5シリーズ セダン」に設定されているPHV、「530e iPerformance セダン」の販売が好調ですが、派生モデルである「5シリーズ ツーリング」にも初のPHVを設定することがわかりました。

フィンランド山中で捉えたフルヌードの開発車両ですが、「5シリーズ ツーリング」と異なるのは、フロントバンパーのスリムになったエアインテーク、左フロントフェンダー後部のプラグインポート程度です。またテスト車両のため、ドアには「Hybrid Test Vehicle」のステッカーも貼られています。

パワートレインは、セダン同様に2.0リットル直列4気筒エンジンと9.2kWhのバッテリーを搭載し、システム合計で最高出力252ps、最大トルク420Nmを発揮。トランスミッションは、パドルシフトを備えた8速ATとなり、0-100km/h加速は6.2秒のパフォーマンスを誇ります。EV走行の実質的な航続距離は35kmから40km程度です。

レベル2の充電器を使用すれば3時間以内にフル充電が完了します。BMWは昨年、車両をGroundPadの上に駐車することで、充電が開始されるワイヤレス充電を発表し、「530e iPerformance セダン」で設定しましたが、ツーリングにも採用されるでしょう。

テスト車両の状態からも発表は近いと見られ、ワールドプレミアは最速で3月のジュネーブモーターショーです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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