そんな両選手のアツい走り、世界の自動車メーカーと肩を並べて戦っている日産を現地で応援するのに、このアジアラウンドは絶好の機会だと思います。特にサーキットが市街地っていうことは交通の便が非常に良く、観戦に行くのがとても楽です。感覚的には鈴鹿サーキットに行くよりももっと手軽な感じです。
こうしてFormula Eが市街地コースで開催できる大きな理由は、排気ガスと騒音の問題がクリアされているためです。
そのためレース開催日は早朝から走行が可能となり、フリー走行から予選、決勝までが1日で完結するワンデー開催になっています。これなら1泊2日で現地に行くもよし、2泊3日でレース観戦の前後に観光することもできちゃいますよね。特に香港へは深夜発早朝着の飛行機も出ているので、0泊2日の弾丸ツアーも可能です。
でも、もし現地に行くことができなくても、別の形で選手やチームを応援する方法がFormula Eにはあるんです!それがファンブーストです。
ファンブーストはFormula Eのオフィシャルサイトやアプリ、ツイッターのハッシュタグで応援する選手に投票するだけで、得票上位5位までのドライバーに与えられます。
これはスーパーフォーミュラのOTS(オーバーテイクシステム)のように一定時間最大出力を上げることができるのですが、Formula Eの場合はその最大出力が250kw(通常時の25%増)になるので、ハロに取り付けられたLEDが赤く光ったときは要注目です!
残念ながらFormula Eの日本での開催、日産の母国開催はまだ実現していませんが、東京都がFormula E誘致のための調査費用を19年度予算に計上したり、また日産の役員から本社のある横浜で開催したいという発言もあったように、近い将来日本でFormula Eが開催されるのもかなり現実味を帯びてきました。
今後どんどん盛り上がってくる電気自動車の世界最高峰レース、Formula Eが日本で開催される前に、ぜひ1度このレースを体感してみてはいかがでしょうか?
(H@ty)