【おさらい試乗】スバル・レガシィB4は北米市場を重視した大らかな乗り味が魅力

●さすがフラッグシップモデルと思わず唸る熟成度のレガシィB4

2019年2月7日に開幕したシカゴモーターショーにて、新型レガシィ(日本名レガシィB4)が発表されました。現行モデルも2014年のシカゴモーターショーで発表されており、5年振りにニューモデルのお披露目です。

新型が発表されたのを機に、現行型レガシィB4の「おさらい試乗」を行いました。

試乗したのは上級グレードのレガシィB4 リミテッドで、車両本体価格は324万円です。2014年10月に登場した6代目レガシィのボディタイプはセダンのB4とクロスーバーSUVのアウトバックの2種類となりました。

ボディサイズは先代より大型化され、スバルのフラッグシップモデルらしい全幅1840mmという堂々としたボディサイズとなっています。エンジンも2.5L水平対向自然吸気エンジンのみとなり、より北米市場を意識したモデルとなりました。

2014年に登場したレガシィB4は2015年、2016年に安全装備の機能を充実させる一部改良を行っています。そして、2017年9月には大幅改良を行い、内外装の変更と同時に、運転支援システム「アイサイト」に後退時自動ブレーキシステムを追加するなど安全性能の向上。そしてサスペンションのチューニングやエンジン制御の最適化を行い、乗り心地や燃費性能、静粛性の向上を図りました。

そして、2018年9月10日に一部改良を行い、運転支援システム「アイサイト」のプリクラッシュブレーキ制御を改良し、衝突回避の可能性を向上させています。今回試乗したのはこの一部改良後のモデルで、熟成の進んだ現行型レガシィB4なのです。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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