それでは現在、80型スープラの中古車の流通台数の多いグレードベスト3を見てみましょう。最も多いのが3L自然吸気エンジンを搭載したSZが24台です。そして僅差の23台で続くのがターボエンジンを搭載したRZ-S。そして同じくターボエンジンを搭載したRZが14台となっています。スープラの特徴であるエアロトップ車はSZで3台と非常に少ないです。
それでは流通台数の多いグレード別に価格帯を見てみるとSZは98万〜359万円で、フルノーマルで走行距離0.3万kmという驚きのコンディションのクルマがありました。RZ-Sの価格帯は170万〜519万円で、SZと比べるとチューニングカーの比率が高いです。そしてRZですが、260万〜568万円でほとんどがチューニングカーとなっています。
自然吸気のSZに比べるとターボ車のRZはノーマル車を手に入れるのは至難の業となっています。しかし、今後中古車の流通台数が増える可能性も少ないので、コレだ!と思うクルマを見つけた時が買い時と言えるでしょう。
(萩原文博)