ロールス・ロイスの4ドアセダン、「ゴースト」の次期型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
2009年のジュネーブモーターショーで「200EX」として初公開された「ゴースト」は、その年のフランクフルトモーターショーで「ゴースト」と改名してワールドプレミアされています。
その後、2014年にマイナーチェンジが行われ、「シリーズII」へと進化し、ヘッドライトやグリルがリフレッシュされました。日本では2014年10月から販売されているモデルで、初代から10年たった2019年、いよいよ第二世代へバトンタッチされます。
BMWのキャリーカーに積まれた開発車両からは、大きな変化が見てとれます。現行モデルより寝かされたAピラー、フロントエンドでは全く新しいボンネットの形状、グリルの位置が高くなり、より薄型のヘッドライトの一部が確認できます。最新の「ファントム」のようなシンプルなデザインが採用されるかもしれません。また後部へ目をやると、ルーフエンドからトランクリッドまで滑らかに、丸みを帯びたボディシルエットが見てとれ、空力抵抗が向上されそうです。
次期型には、「ファントム」や「カリナン」と共有する軽量アルミ製「アーキテクチャ・オブ・ラグジュアリー」プラットフォームを採用し、パワートレインは、6.75リットルV型12気筒ツインターボが予想されています。
ワールドプレミアは、2020年内が予想されています。
(APOLLO)