ジャガーXEが初のマイナーチェンジ。目玉は新開発の直6インジニウムエンジン!?

●V6に代わる、新たな直6インジニウムを搭載? XEの改良型をキャッチ

ジャガーの欧州Dセグメント・セダン「XE」の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。2015年に発売された現行モデルにとって、これが初めてのフェイスリフトとなります。

今回は2つの開発車両を目撃。車両のカモフラージュは重いですが、フロントエンドのネットの下には、新デザインのコーナーエアインテークが確認できます。またヘッドライトも修正が施されているようです。リアエンドでは、新テールライトの一部や従来と異なる左右二本出しのエキゾーストパイプを備えるテスト車両もみられます。

注目はパワートレインです。同社では、直列6気筒インジニウムを開発していると噂されており、それが搭載される可能性もあるようです。さらにV型6気筒エンジンは排除され、新たに48Vマイルドハイブリッドエンジンの設定が予想されます。また現行モデルに設定されている「スポーツブレーク」は廃止される可能性が高いようです。

室内も大刷新される見込みです。SUV「I-PACE」に採用された「Touch Pro Duo」インフォテインメントシステムの搭載が期待されます。2つのタッチスクリーンを持ち、インタラクティブドライバーディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、スマートフォンとのリンクまで、すべてがかつてない利便性と快適性を実現します。

ライバルとなるメルセデス「Cクラス」はすでにフェイスリフトを終え、BMW「3シリーズ」は新型が発表されたばかりです。またアウディ「A4」もフェイスリフトを控えており、「XE」開発車両にも大きな飛躍が期待されます。

ワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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