2018年のフォルクスワーゲングループの販売台数は、0.9%増の過去最高1,083万台を記録

フォルクスワーゲングループが2018年の販売台数が発表しました。前年比0.9%増となる1,083万台の車両台数で、過去最高の記録となっています。

南米、ヨーロッパ、米国、中国といった市場で販売台数が増えたそうで、中国における不安定な経済情勢やヨーロッパにおける「WLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure)」の移行などの地域のリスクを相殺して台数増を成し遂げたとしています。

お膝元のヨーロッパでは、前年比1.2%増となる438万台を販売。中央および東ヨーロッパでとくに成長したとのこと。同地域では、前年比7.1%増となる79万7,200台の車両を販売。この販売台数の増加は、前年比19.8%の増加を記録したロシアの好調な業績によるものが大きくなっています。

西ヨーロッパでは、下半期に新しい燃費基準であるWLTPへの切り替えが実施されたことによる大きな影響にもかかわらず、前年とほぼ同レベルの358万台の車両を販売。ドイツでの販売台数は、前年と同レベルの128万台でした。

北米では、市場によって明暗が分かれています。63万8,300台を販売した米国(前年比+2.1%)、11万8,500台を販売したカナダ(同+3.7%)では成長を記録したものの、メキシコの販売台数は、前年比15.6%の減少と大きく減らしています。北米において、合計で前年比2.0%減となる95万6,700台。

南米は絶好調で、前年比13.1%増となる59万台を記録し、グループ全体の好調な業績に大きく貢献しています。中でも前年比30.4%増となる40万1,700台を販売したブラジルで、前年比22.4%減の11万8,600台となったアルゼンチンの販売の落ち込みを相殺した上で、さらに台数が増加。なお、アルゼンチンでは、長引く経済環境の悪化により、市場全体が落ち込んでいるそう。

アジア太平洋地域では、米国との貿易摩擦の影響により下半期に全体的な景気が停滞した中国市場のマイナスの影響にもかかわらず、フォルクスワーゲングループは成長を遂げ、455万台の車両を納車。中国では、消費者による買い控えの影響により、2018年に自動車市場全体の販売台数が前年度を下回っています。このような状況の中で、フォルクスワーゲングループは前年比微増となる421万台の車両を販売し、強みである同市場でのシェアを拡大しています。

(塚田勝弘)

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