「Supra」のロゴは新デザイン。「S」の形とニュルの深〜い関係?【デトロイトモーターショー2019】

●新型スープラはロゴも刷新。「S」のモチーフとなったのは、あのサーキット

ついに公開された、待望の新型スープラ。先代の80型が生産を終了して以来17年ぶりの復活に、多くのクルマファンがワクワクしていることでしょう。スープラ史上初(レーシングカーは除く)の4気筒エンジンが搭載されるのも興味深いですね。

さて、そんなスープラの小ネタをひとつ。「Supra」という車名ロゴは、80スープラのロゴと似ているように見えますが、実は新デザイン。そして頭文字の「S」の意匠には、興味深い意味が込められているのだとか。

それはドイツにある過酷なサーキット「ニュルブルクリンク」にまつわるもの。森に囲まれたあまりに過酷なコースゆえに「グリーンヘル(緑の地獄)」との異名を持ち、スポーツカーの聖地として名高いニュル。

スープラのロゴの「S」は、そのニュルのとあるS字コーナーをモチーフにデザインしたものなのだそうです。そう言われてみれば、S字コーナーに見えてきますね。

そのS字コーナーがある場所は、アデナウ周辺。さあ、探してみましょう。

(工藤貴宏)

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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