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【東京オートサロン2019は過去最高の33万人の来場者】
・出展台数は900台をオーバー
東京オートサロン実行委員会は、1月11〜13日の3日間開催されたTOKYO AUTO SALON 2019の来場者数が330,666人(前回比103.6%)となり、過去最多の来場者数であったと発表しました。
来場者数については以下。
開催日/天気 (前回)/来場者数(前回実績/前回比)/累計(前回実績/前回比)
1月11日(金)/晴れ (晴れ)/80,310人 (78,352/102.5%)/-(-/-)
1月12日(土)/曇りのち雨 (晴れ)/123,179人 (122,509/100.5%)/203,489人 (200,861/101.3%)
1月13日(日)/晴れ (晴れ)/127,177人 (118,169/107.6%)/330,666人 (319,030/103.6%)
出展者数等については以下。
出展者数
426社(前回実績442社/前回比96.4%)
出展車両台数
906台(前回実績880台/前回比103.0%)
ブース総数
4,175小間(前回4,348小間/前回比96.0%)
1983年に「東京エキサイティングカーショー」 としてスタートした東京オートサロンは1987年に名称を「東京オートサロン」と改め、今回で37回目の開催でした。目指すものは「カスタムカー文化の確立」とありますが、始まった当時は、日本でクルマを「改造」するのはキャンピングカーなど特殊な目的への変更以外、事実上ほとんどが不可能な状態。「文化」と呼べるものはまだ始まっておらず、それを合法化させることからのスタートでした。
つまり、そのまま公道を走らせることはできないものばかり、自動車メーカーからは遠ざけられるような状態が何年か続いたと思います。
しかし、日産がGT-Rを発表したり、トヨタが発売前のbBを展示したりと、その文化は生まれ、育ってきたのです。
・メーカーの出展に期待、海外からの来場が増
今年の会場での印象は、プレスデーである初日の午前中、他のモーターショー同様に自動車メーカーなどがプレスカンファレンスを行いますが、例年以上に充実かつ混雑していました。とくに、スポーツカー「スープラ」の復活を目前としているトヨタ、GAZOOへの期待が大きかったようです。
また、特に日曜日にかけては、周辺のホテルも含め、中国を中心としたアジアからの来場者が多かったように思えました。それも、自動車関連の「仕事」で来ているというよりも、家族連れで旅行の中のひとつとして立ち寄っているかたが多くなった気がします。
2020年は、オリンピックイヤーですが、例年通り1月の第2週末にかけ、1月10日(金)〜12日(日)の3日間、幕張メッセで開催されます。