メルセデスベンツの最小ハッチバック、「Aクラス」ファミリーの「CLA」に設定される「CLAシューティングブレーク」次期型を豪雪のスカンジナビアでカメラが捉えました。
初めて捉えたコックピットは、「Aクラス」と似ている10.25インチデュアルスクリーン、フルデジタル・インストルメントクラスタ、高度インフォテインメントシステムを装備しています。メルセデスベンツは、2019年1月のCES( Consumer Electric Show)でベースとなる『CLAクーペ』新型を初公開する予定ですが、同時に「MBUX」進化版を発表すると見られており、それを搭載している可能性があります。最新バージョンでは、自然対話型音声認識機能を備えたボイスコントロールや人工知能による学習機能が向上するはずです
パーキングカメラには、後部の様子が写されていますが、3つの異なるモードがあり、視野角が変わる可能性があります。カメラはスリーポインテッドスターのロゴ下に取り付けられており、雨や雪の中での視界を確保してくれます。
パワートレインは、ルノー日産三菱アライアンスと共同開発した、新型直噴1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが予想されます。また頂点のAMGには、最高出力400psへ向上すると見られる「CLA A45シューティングブレーク」のほか、新たに最高出力306psを発揮する「CLA A35シューティングブレーク」の設定が期待されます。
捉えた開発車両は、フェイクのプラスチックパネルは無く、生産型ヘッドライトやテールライトを装着。市販型プロトタイプと見ていいでしょう。大きく進化するリアエンドにも注目したいです。現行モデルより、開口部が大きく修正されており、使い勝手が向上するはずです。テールライトは、内に向かって絞られるスポーティなデザインを採用し、テールゲートに一部が食い込んでいる形状が確認できます。またナンバープレートはテールゲートからリアバンパーに移動されるなど、大刷新されている様子が確認できます。
ワールドプレミアは、「CLAクーペ」が1月に発表された後、「シューティングブレーク」は3月のジュネーブモーターショーが有力とみています。
(APOLLO)