【新型VWパサート・オールトラック試乗】ワゴン派生型クロスオーバーモデルの美点とは?

●クロスオーバーモデルの美点を堪能できるパサート・オールトラック

全長4780×全幅1855×全高1535mm、160mmという最低地上高が与えられたパサート・オールトラック。ヴァリアントより全高は50mm高く、最低地上高も30mm引き上げられています。160mmのロードクリアランスは、雪道や林道程度なら不足はなく、しかも背の高いSUVのように大きく足や腰を上下させる必要がなく、小さな子どもでも楽に乗り降りできます。

AWDである点もパサート・オールトラックの魅力。ゴルフ・オールトラックと同じようにハルデックス・カップリングを使うAWDも公道のオフロード走行程度なら問題はないはずで、クラッチ油圧により0%〜100%の範囲で制御し、前後輪の駆動トルク配分は「100:0〜50:50」内で行われます。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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