3年ぶり復活! 新型ランドローバー ディフェンダー、注目は次世代プラットフォームと電動化

ランドローバーの本格オフローダー「ディフェンダー」5ドアの開発車両を初めてカメラが捉えました。

捉えたプロトタイプのドアには「#BEST 4X4 FAR」の文字が書かれています。「最高の4WDが未来へ」というメッセージでしょうか、1983年に「ランドローバー90/110」として発売されて以来、33年間オフローダー市場を牽引してきたプライドが込められているようです。1990年には「ディフェンダー」として再発売、2016年に惜しまれて生産終了となっており、これが3年ぶりの復活となります。

重いカモフラージュにより、ボンネットフード、ルーフ、サイドパネルには至るまでカバーが被され、ディテールは一切隠されています。ヘッドライトやエールライトも市販型かは判別できない状態です。リアビューでは、新デザインのバンパーとサイドハンドルのドアを確認できるほか、後部視界を大きくさえぎるスペアタイヤが取り付けられていますが、リアビューカメラとパーキングセンサーで問題はなさそうです。

最大の注目は、ジャガー・ランドローバーの次世代プラットフォーム「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)の採用です。内燃機関、プラグインハイブリッド、EVなど、あらゆるパワートレインに対応し、軽量かつ剛性が高く、独立式リアサスペンションにより、最高の乗り心地を実現します。パワートレインは、2.0リットル直列4気筒インジニウムのほか、直列6気筒エンジン、プラグインハイブリッド、そしてEVの設定も噂されています。

ジャガー・ランドローバーは、新型「ディフェンダー」を2020年までに投入することを発表しています。市販型のワールドプレミアは一部報道で2018年にも登場とされていますが、このヘビーカモフラージュから2019年以降となる可能性が高いと思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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