日産のフラッグシップスポーツ「GT-R」の次期型に関する最新情報と、情報を元にした最新の予想CGを入手しました。
「GT-R」は2007年の発売から11年が経過しており、次期型の噂はありますが断定できない状況が続いています。果たして新型は登場するのでしょうか。
予想CGを制作したのは、デザイナーのVladimir Gololobov氏です。ベースとしたのは『NISSAN CONCEPT 2020 Vision Gran Turismo』、現行『GT-R』、『GT-R50 by イタルデザイン』だといいます。
張り出したフェンダー、シームレスに組み込まれた垂直のヘッドライト、フロントグリルの両サイドに大きな開口部、アーチより低い位置にフードがあり、フロントアクスルのダウンフォースを増加させながら冷却効果を高めるという理にかなったエクステリアを描いています。またGT-R伝統のクワッドリング・テールライトやリアウィングを備えつつ、斬新なトライアングル・ツインエキゾーストパイプが見てとれます。
最新情報によるパワートレインは、「GT-R50 by イタルデザイン」に搭載される3.8リットルV型6気筒ツインターボ「VR38DETT」エンジン+電気モーターのハイブリッドで、最高出力は750psから800psと予想されています。またフルEVの可能性もあるようです。
日産設計責任者アルフォンソ・アルベイザ氏が、GT-R次期型に関して「世界で最も速いスーパーカーでなければならない」とグッドウッド・フェスティバル2018でメディアに語ったように、開発に着手している可能性はあるようです。
但し、ワールドプレミアは予想していた2020年より遅れる見込みで、2022年以降が予想されます。
(APOLLO)