トヨタ自動車の世界販売、2019年も1千万台超(+2%増)で計画へ

トヨタ自動車が17日、ダイハツ工業と日野自動車を含むグループの2019年世界販売台数計画を発表しました。2018年実績見込みを2%上回る1,076万台となっており、3年連続過去最高、6年連続1,000万台超となるようで、トヨタ単体でも968万台(国内157万台、海外811万台)と、2%増を目指す考えのようです。

国内販売では来秋、消費税増税が予定されていますが、駆け込み需要もあり横ばいを想定。また海外販売では、中国が来年施行するNEV規制対応に伴う「カローラ」「レビン」のPHV投入や、合弁先が開発したEV投入を背景に2%増を見込んでいる模様。

トヨタは2017年にグループの世界販売で過去最高となる1,038万台記録しており、2018年においても中国を中心とするアジアや、HVが好調な欧州・中南米が販売をけん引している状況から、世界販売で1,055万台を見込んでいるようです。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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