独占写真入手!ホンダ・アーバンEVの市販型プロトタイプを初スクープ

■ホンダ・アーバンEVを初スクープ

・ボンネットには充電ポートらしきものが

ホンダが2017年に発表した次世代コンパクト電気自動車「アーバンEVコンセプト」の市販型プロトタイプが出現。クリッカーでは独占写真を入手しました。

キャッチしたテスト車両はフルカモフラージュされていますが、コンセプトモデルから継承されるデザイン、進化したスタイルが見てとれます。

継承されるのは、そのレトロスタイルです。ボンネットに充電ポートを備えるほか、同ブランド「シティ」や「N360」を彷彿させる丸眼ヘッドライト、可愛らしいボディシルエットが継承されています。

一転進化しているのは、2ドア・4シーターから4ドア・5シーターとなっている点や、前部にドアノブがあるスーサイドドアから通常のものに変更されている点です。

リアドアには「Cピラーマウントドアハンドル」が採用されています。さらに、テールライトがスクエアから円形に変更。フロント&リアともLEDが採用されているほか、リアビューカメラやデジタルミラーも装備されています。

・航続距離は250〜300km程度か?

鮮明ではないもののキャビン内も撮影に成功しました。巨大なデジタル・ワイドディスプレイを備えるコックピットを備えているように見え、AI(人工知能)技術を用いた「ホンダ・オートメーテッド・ネットワーク・アシスタント」の搭載も期待できます。

パワーユニットの詳細は不明ですが、高密度軽量バッテリーパックを搭載し、後続距離は250kmから300km程度が予想されます。

ホンダは、欧州での受注を2019年初頭から開始することを発表しており、同年後半には欧州市場で発売が予定されています。市販型のワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモータショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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