日産・セレナAUTECHは標準車+α の価格で手が届く魅力的なプレミアムモデル(PR)

まず、外観のフロントですが、セレナAUTECHとセレナハイウェイスターの違いは、フロントグリルのデザイン、フロント下部のプロテクター。そしてメタル調となったドアミラーです。そしてセレナAUTECHはフォグランプにLEDを採用するなど細部までこだわりが感じられます。

 

フロントマスクで大きな違いとなるグリルですが、メッキの表面処理はあえてダーク調としており、ドットは一見、全て同じ形状に見えますが、一つ一つ形が異なります。これはワイド感を出すために、外側に行くほど横長になるためグリルのドットは左右対称となる部分にしか同じ形状を使用していません。こういった細かい部分にまでこだわりの結晶が表れています。さらに、シルバーのフロントプロテクターによって低重心に見える効果があります。

続いてリアスタイルです。セレナAUTECHとセレナハイウェイスターで最も違うのは、リアプロテクターを装着したリアバンパー。専用テールフィニッシャーと専用マフラー(グレード別装備)によってフロント同様、低重心を強調しています。また、クリアライナータイプの専用LEDリアコンビネーションランプを使用していることは、さりげないこだわりのポイントなのです。

そして、サイドスタイルはシルバーのサイドプロテクターと専用デザインのアルミホイール(写真は17インチ装着車)を装着していること。セレナAUTECHとセレナハイウェイスターのフロント、リア、そしてサイドを比較してきましたが、この「さりげない個性」こそがセレナAUTECHの追求する仕立ての良さや上質さを表現した「プレミアムスポーティ」なのです。

 

セレナAUTECHの魅力、そしてクラフトマンシップを強く感じられるのがインテリアです。今回撮影したセレナAUTECHは、最上級モデルの「AUTECH SPORTS SPEC」。この「AUTECH SPORTS SPEC」はハンドリングや加速感、そして優れた高速安定性と上質な乗り心地を両立したプレミアムスポーティミニバンです。

そのため、最上級モデルに相応しい豪華装備である、本革シートがセレナで唯一オプションで設定されており、この撮影車両も本革シート装着車でした。標準装備されているシートは、シート表皮に抜群の肌触りを誇るクリスタルスエードを採用。さらにキルティング風に仕立てた見た目により上質感も演出しています。

 

標準シートも本革シートもフロントシートのヘッドレストの部分にブルーステッチで「AUTECH」と刺繍されています。また、触感の良いレザー調のインストパッド(標準車はスエード調)をはじめ、ステアリングやシートなどに「AUTECH」ブランドのイメージカラーであるブルーステッチを施し、クールなインテリアに仕立てられています。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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