三菱自動車が先頃、愛知県の岡崎技術センターにおいて開催した「開発体制強化説明会」では、本年10月から稼動した新R&Dオフィスビルに加え、「環境試験棟」や「電波試験棟」での評価試験の様子を報道陣に公開しました。
「環境試験棟」ではシャシーダイナモ上に試験車両をセット、走行中の降雪状況を再現することで、ラジエータグリルに付着した雪によるエンジンのオーバーヒート有無を確認。自然相手の評価を実験棟の中で再現することにより、効率的な車両開発に繋げています。
また「電波試験棟」では、電波暗室と呼ばれる広大な空間(27m×21m×9m)にシャシーダイナモが設けられており、走行中の車両に各種電波(TV・ラジオ・携帯電話等)が及ぼす影響等を確認することが可能。
新車開発の現場では、これらの試験設備を活用することで開発期間短縮を図っており、予め性能上の目処をつけた上で実環境下での確認評価を実施しているという訳です。
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