アウディのコンパクトクーペ・ロードスター「TT」が、次世代型では4ドアクーペとして登場する可能性があることが、英「Auto Express」の調べでわかりました。
次期型は2020年に登場すると見られますが、ロードスターとクーペは消滅し、4ドアクーペのみの設定が噂されています。次期型では、最新世代の「MBQ」プラットフォームを採用し、全長は11.4インチ(約290mm)、ホイールベースは4.7インチ(約120mm)、そして全幅は2.4インチ(約60mm)とかなりの大型化が予想されています。
同ブランドは、2014年のパリモーターショーにて、4ドアの「TT Sportback コンセプト」(写真)を発表していますが、市販化は見送られています。とはいえ、コンパクトな2ドアクーペの需要は世界的に減少しており、現実味を帯びているようです。
パワートレインの電動化は必至と見られており、2リットル直列4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッド、あるいはマイルドハイブリッドなどが想定されています。同市場には、メルセデスベンツ「CLA」がすでに発売されていますが、BMWも「2シリーズ グランクーペ」を開発しており、欧州ビッグ3の激突となる可能性があります。
(APOLLO)