マイバッハ初のSUVは「GLS」に設定。ベンテイガとは違う楽しみ方を提案?

メルセデス・ベンツのフラッグシップ・クロスオーバーSUV「GLS」に、マイバッハバージョンが設定されることがわかりました。

マイバッハは、特別注文により、最高水準の技術と完璧なクラフトマンシップを実現したブランドで、旗艦サルーン「Sクラス」にも設定されています。

同ブランドは、2018年4月の北京モーターショーで、高級SUV「ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ・アルティメット・ラグジュアリー」を初公開していますが、その市販モデルではありません。あくまでもフラッグシップ・クロスオーバーSUV「GLS」のマイバッハバージョンとなります。

エクステリアでは、ヘッドライト&テールライトに「GLS」と同じデザインが採用されますが、マイバッハ・クロームグリル、専用のエアインテークや前後バンパー、ホイールなどが装備されるはずです。

予想されるパワートレインは、AMG製の4リットルV型8気筒ツインターボエンジン、「S560e」から流用される3リットルV型6気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドで最高出力は500psを発揮します。

気になる価格は150,000ユーロ(約1,900万円)と予想されており、これは「レンジローバーLWB」と同レベルながら、ベントレー「ベンテイガ」の2000,000ユーロ(約2,500万円)と比較してかなりリーズナブルといえます。違いは、ベンテイガは自身がドライブを楽しむクルマであるのに対し、マイバッハは後部座席でくつろぐクルマということでしょう。

ワールドプレミアの場は、最短で11月のロサンゼルスモーターショーですが、2019年以降が有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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