大がかりなフェイスリフトを中心に、ビッグマイナーチェンジを受けた三菱自動車のデリカD:5。ボディサイズは、全長4800×全幅1795×全高1875mmで、ホイールベースは2850mm。フロントマスクのデザイン変更により、現行型よりも10mm長くなっています。また、最低地上高は従来の210mmから185mmに低くなっていて(樹脂部品のぞく)、全高は5mm高くなったものの、安定感が増したワイドな印象を受けます。※数値はプロトタイプ仕様。
ボディカラーに新色の「エメラルドブラックパール」が設定されたほか、モノトーンが4色、SUV的な雰囲気をもたらす2トーンも4色で、計8色が用意されています。
新色の「エメラルドブラックパール」は、その名のとおり、エメラルドを想起させる硬質かつ深みのあるカラードブラック。クリスタイルシャインを採用し、光を受けるハイライトにはグリーンの輝きを持たせ、シェード部には艶やかなブラックとすることで、プレミアムな印象を付加したとしています。
一方の内装色は、標準仕様が新色のブラック、ベージュの2色で、「アーバンギア」には新色のブラックとなっています。
(文/塚田勝弘 写真/三菱自動車、塚田勝弘)