【新車】三菱自動車の世界戦略車である新型トライトン/L200がワールドプレミア。日本への導入はあるか!?

2018年に生誕40周年を迎えた1tピックアップトラックのトライトン/L200。新型を11月9日にタイ・バンコクでワールドプレミアし、17日より販売を開始すると発表しました。

新型トライトン/L200は、タイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(以下、MMTh)のレムチャバン工場で生産。

タイをはじめ、アセアンやオセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米などに順次展開され、最終的には約150か国で販売される計画の世界戦略車。

フロントマスクは、新世代の「ダイナミックシールド」デザインコンセプトが採用され、高いボンネットフードで厚みを持たせ、ランプ類が高い位置に配置されたことで、力強く堂々としたフロントフェイスに一新されています。

内装は、ウイング形状を継承。センターパネルはソリッドかつクリーンな造形のフレームで操作パネルとアウトレットが囲まれ、モダンさと剛性感が表現されているそう。フロアコンソール、アームレスト、パーキングブレーキなど人が触れる部分には、ソフトパッドとステッチが配されています。

採用される4WDシステムは、あらゆる路面状況で最適なトラクション性能とハンドリング性能を実現するスーパーセレクト4WD-Ⅱ搭載車、路面状況に応じて走行モードの切り替えが容易なイージーセレクト4WD搭載車をラインアップ。いずれも新走行モードにより悪路走破性が向上されているそう。

今年度は新型と現行の合計で約18万台の販売を計画。昨年度のグローバルでの販売台数では、三菱自動車の商品ラインアップにおいてアウトランダーに次ぐ約16万台の実績を残しているそう。日本への導入はアナウンスされていませんが、SUVブームもあってハイラックスやCR-V、発売予定のRAV4などの復活組が相次いでいますから期待したいところ。日本ではニッチなマーケットでもニーズは一定数ありそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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