VW新型コンパクト・クロスオーバーSUV「T-Roc」の最強モデル、「T-Roc R」市販型プロトタイプが、ニュルで高速テストを開始しました。
「ティグアン」の下に位置する「T-Roc」は、2017年末に欧州で発売。約半年で受注台数10万台を突破する人気を得ています。そして満を持して投入されるのが、この高性能モデル「T-Roc R」です。
ニュルを果敢に攻める市販型プロトタイプは、ローダウンされているほか、大型のコーナーエアインテークやクワッドエキゾーストパイプを装備。高性能ブレーキや大径ホイール、ハードに設定されるサスペンションも装着されます。
ベースモデルは、7速「DSG」と組み合わされる直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」を搭載し、最大出力184psを発揮します。一方、「R」では「ゴルフR」から移植される2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高出力は驚異の300ps超えと強力なパワーを発揮すると思われます。
「R」のワールドプレミアの場は、2019年3月のジュネーブモーターショーが有力で、その後「T-Roc コンバーチブル」などの派生モデルも噂されています。
(APOLLO)