【F1女子が行く! F1日本GP2018】F1ロスを吹き飛ばせ! 楽しかった日本GP決勝日を振り返る。最後に待っていた最高の出来事とは?

F1日本GPが終わってから2週間が経ちました。皆さん、F1ロスになっていませんか?

何を隠そう、私は絶賛F1ロス中(涙)。でもクヨクヨしてはいられません。楽しかったF1日本GP決勝日の思い出を振り返ってみましょう!

■10月7日(日)

心配していた台風の影響もなく、決勝日は秋晴れ(夏日に近かったかも!?)。最高のレース日和となりました。照り付ける日差しの中頭に浮かんだのが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)応援団のライオンくん。

木曜日に遭遇し一緒に写真を撮ってもらったのですが、なんとフェルスタッペンの母国、オランダから応援しに来たというからびっくり! 熱中症にならなかったか心配です…。

鈴鹿サーキットにはたくさんのお客さんが訪れ、グランドスタンド裏のGPスクエアは大賑わい! 昨年の来場者数137,000人(3日間合計)に対し、今年の来場者数は5日31,000人、6日53,000人、7日81,000人、3日間合計165,000人と大幅に上回りました。

これも各チーム、鈴鹿サーキットオリジナルデザインが施された「アニバーサリーチケット」や、パドックに最も近くドライバーとの交流を楽しめた「インフィールドパス」など、30回目の記念大会を盛り上げようとした努力の賜物ですね。

そして鈴鹿サーキット30回目となる、記念すべきF1日本GPがスタート! 私は1コーナーからS字の立ち上がりを堪能できるC席で観戦したのですが、1コーナーに一斉にマシンが飛び込んでくる瞬間は最高で、感動のあまり鳥肌がとまりませんでした。

スタートで大きな混乱はなかったものの、オープニングラップのスプーンでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が前を走るロマン・グロージャン(ハース)をオーバーテイク! さらにシケインでコースオフしたフェルスタッペンがコース復帰の際にキミ・ライコネン(フェラーリ)を押し出すかたちとなり、その隙にベッテルが4番手に浮上しました。

この行為に対してフェルスタッペンには5秒加算ペナルティが科せられます。

2周目のターン1でケビン・マグヌッセン(ハース)とシャルル・ルクレール(ザウバー)が接触し、マグヌッセンの左リアタイヤがバースト。コース上にデブリが落ち、4周目にセーフティカーが導入されました。

この時点の上位勢の順位は首位ルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手フェルスタッペン、4番手ベッテル、5番手ライコネンです。

8周目にレースが再開されると、スプーンでベッテルがフェルスタッペンのインに飛び込みましたが、接触しスピン! 最後尾まで順位を落としてしまいました……。ワールドチャンピオン獲得に向け大事な一戦だっただけに、会場に訪れたベッテルファンから大きなため息が漏れます。でもここからの巻き返しに期待したい! 頑張れ、ベッテル!!

レースは順調に進み、上位勢で最初に動いたのはライコネン。17周目にスーパーソフトタイヤからミディアムタイヤに交換します。さらに21周目にフェルスタッペンがソフトタイヤに交換し、ライコネンの前で復帰。2台の位置関係は変わりません。

予選のマシントラブルにより15番手スタートとなったダニエル・リカルド(レッドブル)は脅威の追い上げを見せ、3番手まで順位を上げ23周目にピットイン。

ライコネンの前、4番手でコースに戻り見事オーバーカットを成功させました!

そして23周目にボッタス、その翌周にハミルトンがピットインし、ミディアムタイヤに交換。この時点の上位勢の順位は首位ハミルトン、2番手ボッタス、3番手フェルスタッペン、4番手リカルド、5番手ライコネンとなりました。

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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