【TOYOTA GAZOO Racing WEC Fan Meeting】約2000人から選ばれた200人の超ラッキーなファンと交流。 ドライバーの意外な日本での過ごし方とは?

さぁ、お待ちかねのグランツーリスモ対決の時間がやってきました。

まずは予選。富士スピードウェイを「トヨタGRスープラレーシングコンセプト」で走り、スターティンググリッドを決めます。

予選にも関わらずドライバー達は超真剣で、脇阪さんが話しかけても返答しないくらいの集中っぷりです(笑)。

見事ポールポジションを獲得したのは、最後尾スタートだったアロンソ選手(スタートの順番はじゃんけんで決めたそうです)!

「とても良いレースでした。スタート直後の1コーナーで皆がクラッシュしてくれたので、最後尾スタートから上手く順位を上げることができました」と感想を述べると司会者から「静かにレースをしていましたね」と言われ、「バトルをしていないからね。多分誰かとバトルしていたら叫んでいたと思います」とニヤリ。

そして決勝の地は、ル・マン24時間レースが行われた想い出深いサルト・サーキット!

しかも全員トヨタTS050 HYBRIDをドライブするというから面白い!! 6台のマシンが一斉に走る姿は、ゲームの世界ながら圧巻でした。

決勝ではレースもさらにヒートアップ!

今まで以上に真剣な顔つきなっていましたが、どこか楽しそうです。どのドライバーも、オーバーテイクが成功した後のドヤ顔が最高でした(笑)。

見事優勝したのは予選に続き、アロンソ選手! 相手の攻撃をかわす美しいブロックはさすがでした。

レース終了後、イベント中という事を忘れたかのようにゲーム談笑を始めるドライバー達。「こらこら〜!」とつっこみたくなりましたが、チームワークが抜群ということにしましょう(笑)。

2位マイク・コンウェイ選手、3位小林選手、4位中嶋選手、5位ブエミ選手、6位ホセ・マリア・ロペス選手となったのですが、最下位のロペス選手には「モリゾウ」こと豊田章男社長から「これを着てパワーを出して!」とモリゾウTシャツがプレゼントされ、ロペス選手に笑顔が戻ります。

そして最後にドライバー一人一人から、ファンの皆さんにメッセージが送られました。

「今日は楽しかったです。この週末は良いレースをお見せしたいと思いますので、ぜひ富士に来て応援よろしくお願いします」(7号車/マイク・コンウェイ選手)

「グランツーリスモ対決、もう一回やりたいですね。この状態で富士に行っていいのかと(笑)。今年のWECはライバルのポルシェがいないので仲間達との戦いになるんですけれども、この戦いのほうが実はチームの中では凄く緊張感があって。難しい戦いをしています。ぜひ皆さんに見てもらいたいなと思うので、富士でお待ちしております」(7号車/小林可夢偉選手)

「いつも応援ありがとう。今日は本当に楽しい時間でした。可夢偉が言ったように、もう一回ここでゲームをやり直したいです(笑)。明日から富士に移動してこの週末頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」(7号車/ホセ・マリア・ロペス選手)

「今日は来てくれてありがとう。富士で会えることを楽しみにしています。そこではもっと激しいバトルをお見せできると思います」(8号車/セバスチャン・ブエミ選手)

「来年までにグランツーリスモをもう少し練習しようかなと思いましたけど(笑)、今週末の富士では2台のガチンコバトルをお見せしたいと思います。天気も去年よりは良さそうなので、ぜひ富士スピードウェイに遊びにきてください。よろしくお願いします」(8号車/中嶋一貴選手)

「今日は来てくれてありがとう。チームメイトが言っているように今週末富士に来て、応援してください。トヨタが1、2フィニッシュできるように頑張ります。日本に来た時はホテルからサーキットの間でも、いろんなファンの方に囲まれて本当に楽しい時間を過ごしています。いつも応援ありがとうございます」(8号車/フェルナンド・アロンソ選手)

トークショーはもちろんですが、グランツーリスモ対決でドライバーの素顔が垣間見えた「TOYOTA GAZOO Racing WEC Fan Meeting」。会場にいた皆さん、最高の思い出になったのではないでしょうか。

ドライバー達もきっとたくさんのパワーをもらったはず。このパワーを武器にして、富士スピードウェイで1-2フィニッシュを見せてくれると信じています!

(yuri)

【関連リンク】

TOYOTA GAZOO Racing WEC公式ホームページ
https://toyotagazooracing.com/jp/wec/

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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