欧州だけでなく世界各地で厳しくなる燃費規制に対応するには、バッテリーEVやハイブリッド、プラグインハイブリッドなど多彩なパワートレーンを展開することが欠かせません。もちろん、ビジネスを見据えての現実的なラインアップも不可欠。逆風が吹いているクリーンディーゼルエンジンも各社、次世代を見据えた開発、論文発表なども行われているそうです。
さて、プジョーの「NEW PEUGEOT HYBRID PLUG-IN ENGINES」は、新しいガソリンプラグインハイブリッド。プジョー3008と新型508/508SWに搭載されるそう。駆動方式は2WDと4WDが設定され、欧州では2019年秋にも3008と新型508に搭載する予定としています。
注目は新しいドライビングモードです。具体的には「フルEV走行のZEVモード」による力強い加速のほか、「スポーツモード」のハイパワー、燃費、走りともに優れる「ハイブリッド」モード、4WDの「HYBRID4」の高い「トラクション性能」が特徴だそう。
2WDと4WD、225hp版と300hp版、セダンとSW、あるいはSUVという多彩なバリエーションに加えて、先述した多彩なドライビングモードにより、プジョーの新しい世界観を提供するとしています。
(塚田勝弘)