ブガッティ「シロン」に複数の派生モデル計画があることが分かりました。
まず一つは、超軽量を意味する「スーパーレッジェーラ」です。同名を冠したモデルは、フェラーリやアストンマーティンなどにも設定されていますが、同じく最新世代のアルミニウムやカーボンファイバーを多用。さらに3Dプリンターによってブレーキキャリパーウィンドシールドワイパーを制作し、軽量化によりハイパフォーマンスを生みます。キャビンも豪華仕様となるはずです。「シロン」にはすでに軽量モデル「シロン スポーツ」が設定されていますが、さらなる高性能が期待されます。
次にハードコアモデル「SS」です。8リットルW型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力は1,700ps程度まで引き上げられます。同ブランドは、W型16気筒エンジンを次世代モデルに採用する可能性が低いと語っており、実現すればこれが最後の16気筒となるかもしれません。
最後はオープンモデルの「アペルタ」です。脱着可能なルーフを装備するモデルですが、これまでブガッティはオープンモデルに消極的だったため実現の可能性は低いようです。
今年3月の「シロン スポーツ」を始め、7月には「スカイ ビュー」と言われるガラスルーフを持つモデルなど派生モデルに力を入れており、前2モデルが誕生する可能性は高いようです。
(APOLLO)