世界的に人気が高いSUVですが、ボルボやBMWなどの欧州大手が日本市場へ街中でも扱いやすいコンパクトなモデルを導入していることもあり、その傾向に一層拍車がかかっているようです。
そうしたなか、レクサスが一昨年のパリモーターショーで「UX Concept」を公開。さらに今年スイスで3月に開催されたジュネーブモーターショーや、米国のニューヨークショーにレクサス「UX」を出展しました。
レクサス「UX」は、「Creative Urban Explorer」をコンセプトにしたレクサス「NX」の弟分となるコンパクト・クロスオーバーモデルで、力強く張り出したフェンダーが同車のタフさを強調するとともに、俊敏な走りを想起させます。
また外観では3眼タイプのLEDヘッドランプや、LEDを多用した横一文字のテールランプが目を引きます。
ボディサイズは全長4,495mm、全幅1,840mm、全高1,540mm、ホイールベース2,640mmで、「GA-Cプラットフォーム」の採用に加え、低重心化により優れた操縦性を実現。
高回転域まで軽快に回る爽快な加速フィーリングと心地良いエンジンサウンドを実現した「UX200(FF)」用の新開発2.0L直4直噴エンジン(171ps/6600rpm)や、モーターアシストにより優れた燃費性能実現した「UX250h(AWD)」用ハイブリッドシステム(システム出力178ps)など、最新のパワートレーンを搭載。
同車の前人気はかなりのもので、先頃関東で開催された「レクサスUX プロトタイプ」の展示会も大盛況となるなど、同モデルへの関心度の高さが窺えます。
「NX」比で全長を145mm短縮しながらも、均整のとれたエクステリアが目を引くレクサス「UX」。10月のパリモーターショーで欧州仕様車を公開、日本国内では年内の発売が予定されており、期待が高まります。
(Avanti Yasunori・画像:Lexus)
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