昨年、世界で67.7万台(前年比+4%)を販売するなど、4年連続で過去最高の販売実績を記録したレクサス。
世界的なSUV人気に乗って「NX」や、2015年後半に投入した新型「RX」などが販売を牽引し、日本・ヨーロッパ・中国および東アジア・オセアニアでそれぞれ過去最高の販売台数を記録しています。
ガソリン安の影響で大型車に需要がシフトした北米や、原油安の影響で景気が低迷している中近東での販売が伸び悩んだものの、中国では前年比で25%増となる11万台、欧州でも同17%増となる7.4万台を販売。
また国内でも8%増となる5.2万台を販売、東アジア・オセアニアも18%増となる3.6万台を販売するなど好調を維持しています。
そうしたなか、トヨタ自動車(以下トヨタ)は今春、上海モーターショー2017で、マイナーチェンジしたレクサス「NX」を公開しました。
従来の2.0Lターボエンジン搭載のグレード名を「NX2.0t」から「NX300」に改めた“F SPORT”と、3.0Lエンジン搭載の「NX300h」を出展しており、同社の発表では、今秋の導入を予定しているそうです。