パイクスピークを走った奴田原文雄選手の日産・リーフが凱旋

2018年9月26日〜28日、東京ビッグサイト(東ホール)で開催されているEVEX EV/PHV普及活用技術展に、第96回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに出場したNo.230 NISSAN LEAF(奴田原文雄選手)が登場しました。

茨城県つくば市にあるBell Energy(ベルエナジー)のブースに展示されたもので、アメリカから帰ってきてからは初の一般公開ということになります。このリーフに取り付けられているのが、ベルエナジーが取り扱うFreeWire Technologies社の移動式のEV用充電器「MOBI」です。

このMOBI、実は、その6月のパイクスピークでも、充電器としてしっかり活用されていました。しかも、奴田原選手のリーフだけでなく、大記録を達成したフォルクスワーゲンの「I.D. R Pikes Peak(ドライバーはロマン・デュマ選手)」も、同じMOBIを使用している様子でした。

今回、EVEXでの展示は、「Mobi Charger DC」(急速充電バージョン)と「Mobi Charger L2」(普通充電バージョン)の2基です。ともにサイズは全幅820×全長1330×全高1060mm。搭載するバッテリーは40/80kWhとなります。

2019年中旬には新たな急速充電モデル「MOBI DC」が登場するということで、そちらの紹介も行われていました。この新型は、寝かした形で移動式モデルとなっていますが、立てれば固定式にもなるというデザインを採用し、充電コネクタもダブルで装着されたモデルとなっています。バッテリー容量は160kWh(レスオプションで80kWhモデルにも変更可能)と大容量です。サイズは大きくなって、サイズは全幅864×全長1727×全高864mmとなるようです。

(青山義明)

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青山 義明

編集プロダクションを渡り歩くうちに、なんとなく身に着けたスキルで、4輪2輪関係なく写真を撮ったり原稿書いたり、たまに編集作業をしたりしてこの業界の片隅で生きてます。現在は愛知と神奈川の2拠点をベースに、ローカルレースや障がい者モータースポーツを中心に取材活動中。
日本モータースポーツ記者会所属。
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