「参加者だけでなく、観ている側も面白い」両角岳彦が語る、学生フォーミュラの魅力【第16回全日本学生フォーミュラ大会】

2018年9月4日(火)から8日(土)まで、静岡県小笠山総合運動公園、通称「エコパ」で、第16回目を数える「全日本 学生フォーミュラ大会」が開催された。

学生フォーミュラとは、ひと言でいうと、学生の自作によるフォーミュラスタイルのレーシンカーによる競技会。しかし、ただ単にクルマを作るだけでなく、年間1000台の生産を想定したビジネスモデルとしてのプレゼンテーションを行い、企画・設計・製作・走行までを一貫して評価されるので、ただいいクルマを作って速く走らせればいいというものではない。

また、世界各国でほぼ同じルールで開催されており、相互に海外遠征も行われる国際的な一面も持つ。エントリー数は年々増え、今回は過去最多となる138チームがエントリーした(うち海外からのエントリーは60にも及ぶ)。しかし、会場および日程の都合上、事前の書類選考が行われ、本大会出場チームは98チームが上限となる。

今年もエコパを会場としたが、直前に台風の接近があり、さらには前線の活発な活動もあってスケジュールもいくつか変更を余儀なくされた。「過去これほど雨に翻弄される年はなかった」と関係者も語るほど。夕立のようなひどい雨の後に夏の太陽が顔を出ししばらくするとまた大雨、と目まぐるしく変わっていく状況に各チームも翻弄されていた。

ここでは、この大会でも毎回現場の実況席で解説を担当している自動車ジャーナリストの両角岳彦さん(上写真・右)に、学生フォーミュラの魅力を語ってもらった。

この記事の著者

青山 義明 近影

青山 義明

編集プロダクションを渡り歩くうちに、なんとなく身に着けたスキルで、4輪2輪関係なく写真を撮ったり原稿書いたり、たまに編集作業をしたりしてこの業界の片隅で生きてます。現在は愛知と神奈川の2拠点をベースに、ローカルレースや障がい者モータースポーツを中心に取材活動中。
日本モータースポーツ記者会所属。
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