【新車】日産・セレナが一部改良。「S-HYBRID」車、ガソリン車の安全性能を向上させ、安全装備を強化した「VセレクションⅡ」を新設定

シリーズハイブリッドで電動駆動モデルの「e-POWER」を追加して以来、トヨタ・ヴォクシーを抑えてミニバンでは販売ナンバー1で推移している日産・セレナ。2018年上半期(2018年1月-6月累計)の販売ランキングではミニバン1位を獲得しています。

9月6日、セレナが一部改良を受けるのと同時に「X」と「ハイウェイスター」に「VセレクションⅡ」が新設定されました。今回の一部改良では「S-HYBRID」車、ガソリン車の安全装備の充実化がトピックス。

「e-POWER」に標準設定されている「ハイビームアシスト」をS-HYBRIDとガソリン車にも拡大設定。さらに最高速度標識検知と一時停止標識検知機能が追加され、標識検知機能も向上しています。また、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる衝突防止を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」も「e-POWER」と同様に、前方の歩行者検知が可能な仕様にアップデートされています。

「X」「ハイウェイスター」に新設された「VセレクションⅡ」は、両側「ワンタッチオートスライドドア」などの人気アイテムを装備した従来の「Vセレクション」をベースに、先述した安全装備を装備しながら、買い得感の高い価格設定になっています。

こうした先進安全技術の充実により「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」のワイドに該当。さらに、今回の一部改良に併せてセレナNISMOも、基準車と同様にハイビームアシストが標準化されたのをはじめ、各先進安全装備の充実化が図られています。

セレナの価格は、2WDが233万1720円〜301万6440円。4WDは261万9000円〜314万640円。セレナNISMOは342万4680円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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