日本EVクラブが主催する電気自動車(EV)や、プラグインハイブリッド(PHEV)などを楽しむ「ジャパンEVラリー白馬」は今年で5回目だそうですが、今年も2日間で行われました。ちなみに私の参加は今回で4回目ですが、年々楽しくなっています!
今回、会場の長野県・白馬までは、今年7月に発売された「ホンダ・クラリティPHEV」。クラリティシリーズはリース販売しかされていない水素燃料電池モデル「クラリティ FUEL CELL」、海外でしか販売されていない「クラリティEV」、そしてこの度、やっと市販で買えるプラグインハイブリッドモデル「クラリティPHEV」の登場です。
とはいえ、正直言ってエクステリアのデザインはこれまでさんざん見てきているので目新しさはありませんが、興味深いのはなるべくエンジンをかからせにくくしてEV走行をさせるためのアイデア。それは3つのドライブモードの中の「EVドライブモード」の時、アクセルを踏み込んで突き当たったと思っても、あきらめないで!まだその先があります。つまり、意識的にさらに踏む込まなければエンジンがかからないという仕組み。つまりエンジンの始動を抑えてEV走行を自然と長くすることができるのです。
まずは自宅を出る前にEVを充電し、ガソリンも満タンに。その時、EV航続可能距離は99km、HV航続可能距離は493km、合計約600kmの走行が可能の状態でしたが、その「EVドライブモード」をフル活用し、白馬に到着した時は約300kmの距離を走って、EV航続距離は0km、HV航続距離は254kmできる状態でゴール。もれなく「EV普及アンバサダー認定証」が貰えます。
白馬ではその後、私も少しだけ参加させていただいた「EVスーパーセブン東北被災地を巡る旅」の報告や、東北大学の柴山明寛准教授の講演などが行われたシンポジウム。そして元スキー選手でオリンピック金メダリスト荻原健司氏によるトークなども行われました。
そして翌日に備えて急速充電し、73㎞のEV航続可能距離で翌日の「アベレージラリー」を迎えました。