最近、何かと話題の「ラリー」。気が付いたらラリーの世界最高峰、国際自動車連盟(FIA)が主催する「WRC(世界ラリー選手権)」は地上波のテレビでも放送され、ラリーの世界一を決める「WRC」(FIA世界ラリー選手権)は、日本でもこれまで何度か開催されたことがありますが2010年に中断。それが2019年から復活が濃厚になってきたというトピックもあります。最終決定は今年2018年12月とのことですがこちらも愉しみ!
そして「アベレージラリー」。「ジャパンEVラリー白馬」では初の試みで、私の大好きな白馬村のゆるキャラ「村男三世カップ」の名がつけられました。すでにこの時点で緩い!
そもそも「ラリー」とは、ドライバーと助手席の案内人コ・ドライバー(ナビゲーター)の共同作業で、決められたコースをタイムアタックするというもの。
でも世の中にはそんなただ速さを競うだけのレースではなく、エンジョイレースもあるのです。とはいえドライバーはさすがに運転免許が必要ですが、「村男三世カップ」はコ・ドライバーは運転免許は無くてもよく、キッズでもご高齢の方でもOKなのです。
当日「コマ地図」と呼ばれる地図をもらい、トリップをゼロにして時間になったらスタート。もちろん公道なのでスピードではなく、いかに正確に法定速度内の平均速度で走行できるかとか、地図に書かれた距離に合わせてコ・ドライバーがドライバーに指示を出せるかがレースのカギを握ります。
ちなみに私はドライバー。コ・ドライバーは地元、白馬の「ケーブルテレビ白馬」の川田敏士氏が務めてくれました。
川田さんはもちろんラリー初参加。しかし心強いのは白馬周辺の地理に明るいこと。
というわけで狙うは優勝!
しかし、現実は甘くなかった!
「コマ地図」をよく読まなかったことによって、スピード計測する場所や条件もろもろが中途半端な状態だったため、ミスの連発。しかし、初心者向けの誰でも楽しめるコース設定で、しかも車内は静か。地元の話も聞けてまさに観光気分。途中の景色や白馬村の話などをたっぷり楽しめ、終始和やかムード。もちろん、インスタ映えしそうな写真も撮影済み(笑)。
残念ながら目標の表彰台は逃しましたが、楽しいラリーとなりました。
2週間後ぐらいに「ケーブルテレビ白馬」のみでの放送となるそうですが、おそらく楽しそうな絵が撮れたと思います。
これならお友達や家族でも楽しめるし、たとえ一人で参加しても、同じく一人で参加している方と組めば一緒に楽しめます。楽しみを共有できるラリー、やっぱりこれから流行るかもしれません。
(吉田 由美)