2018年夏も真っ盛り…を過ぎたというのに、ぶり返しの猛暑再び。暑過ぎる(汗
日向に置いたクルマに乗ると、ステアリングが熱くて触れない! なんてこともしょっちゅうです。エンジンをかけエアコンをつけてもなかなか冷えてくれない…。
ちょっと〜、今何度あんのよ!? と外気温度計に目をやると…42度だって!? ココは赤道直下か!!
そんなことが連日続いた2018年・夏でした。
ところで、その外気温度ってどこで測っているかご存知ですか? メーカーや車種によって違うのかな?と思い、調べてみました。
【トヨタ車の場合】
セダン、ハイブリッド、SUVなど、車種ごとの取り付け位置に大きな違いはなく、フロントグリルの内側にセンサーが取り付けられているそうです。なぜそこなのか?に関しては、外気取入口だからとのこと。
【フォルクスワーゲンの場合】
VWの場合は、フロントバンパーの裏にセンサーが取り付けられているそうです。その場所は、エンジンの熱影響を受けづらく、外気に一番近しい環境だから、とのこと。トヨタと同じく、全車この位置で車種によっての変更はないとのこと。
そのほか色々と調べてみました。取り付け位置がなぜソコになったのか、分かったことを要約してみると。
・エンジンからの熱を受けにくいフロントバンパーの内側/裏側が多い
・フロントグリル内に設置している車種も多い
・地面の熱が届きにくい高さ
・走行時の風=外気温を測れる位置
・センサーの配線がしやすい位置
・ホイールハウス内という車種もあり
・まれにドアミラーに隠れるように設置されているクルマもあり
という感じでした。
また、後付けできる外気温度計も各社から発売されていて、そのセンサー取り付け位置のお薦めはやはり、センサーの配線が通しやすくエンジンの熱の影響を受けにくいフロントバンパーの内側やフロントグリル内、またドアを閉めたら見えなくなるヒンジ付近などが多いようです。
普段は目に見えないし、エンジンルームを開けても分からず、まぁどこに設置されているかなんて別に知らなくてもいいような感じですし、パワーが上がるわけでも燃費が良くなるワケでもない外気温度センサー。
しかし「今日の外気温は○度!?」と、SNS上に最高気温自己記録達成?を報告する投稿をよく目にしていた今夏。「あ〜アソコらへんの温度ね!」なんて思いながら「へぇ〜!」と外気温度を知るのもなかなかです。
でも、表示される外気温度は実際の2割増しくらいなのではないでしょうか、ねぇ。体感的にはそう思いますが、皆さんはどう感じますか?
(永光 やすの)