【新車】全個体電池を採用した「アウディPB18 e-tron」の0-100km/h加速は2秒未満

EVのシステムをチェックしましょう。パワートレーンには3つの強力なモーターを搭載。1つはフロントに、ほかの2つはリヤに設置されています。後者はステアリングナックル中央に配置され、ハーフシャフトを介して、それぞれが1つのホイールを直接駆動。

フロントアクスルには最大150kW、リヤアクスルには350kWの出力を供給。駆動方式はもちろんquattro(クワトロ)四輪駆動システムを搭載。

最高出力は500kWで、ブーストモードでは一時的に最大570kWのパワーを引き出すことが可能だそう。さらに、830Nmの最大トルクとの組み合わせで、0-100km/hを2秒未満でクリアするというから驚きです。このタイムは、最新のLMP1レーシングカーに限りなく近い数値だそうです。

さらに、リヤアクスルに別々の電気モーターを搭載するコンセプトにより、エレクトロニックスタビリゼーションコントロール(ESC)と連携して作動するトルクコントロールマネージメントは、必要に応じてフロントアクスルとリヤアクスルにパワーを積極的に配分。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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