X4やX6と同じように、「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」を名乗るBMW X2。パワーユニットは「sDrive18i(FF)」向けが140ps/220Nmの1.5L直列3気筒DOHC、今回試乗した192ps/280Nmの「xDrive20i(4WD)」向けは、2.0Lの直列4気筒DOHCツインスクロールターボが搭載されています。
トランスミッションは、前者が7速DCT、後者には8速ATが組み合わされています。なお、両エンジンともに、BMW X1に積まれているものと同じで、スペックも同値。
試乗したのは「X2 xDrive20i M Sport X」。「M Sport X」はX2から導入された新グレード。専用デザインのディフューザーやリヤバンパー、テールゲートのデザインを新たにし、直径90mmの大型エキゾーストテールパイプ、専用19インチのアルミホイールなどが組み合わされています。「M Sport」をさらにスポーティに、加えてSUVならではの力強さを強調したグレードになります。