あのロールスロイスも狙える!500万円以下の中古英国車をピックアップ【オートモビルカウンシル2018】

中古車購入の醍醐味といえば、高額で新車では手の届かなかったクルマを安価で手に入れることができるということでしょう。

2018年8月3日〜5日に千葉県にある幕張メッセで開催されたオートモビルカウンシル2018で販売されていたヘリテージカーの中から500万円以下で買える英国車をピックアップしました。

まずは、高級車の頂点といえるロールスロイスです。展示されていた1978年式のロールスロイスシルバーシャドウはなんと車両本体価格300万円です。

シルバーシャドウは1965年〜1980年まで販売された4ドアセダン。ロールスロイス初となるモノコックボディを採用し、エンジンは6.2LV8を搭載しています。圧倒的な存在感と迫力はだれも300万円とは思わないでしょう。

続いては車両本体価格330万円で販売されていた、1987年式のジャガーXJSコンバーチブルです。このクルマは走行距離1万8578km。ワンオーナーという稀少な物件です。

名車と呼ばれているジャガーEタイプの後継車として開発され、1975年から1996年まで販売されました。V12エンジンを搭載し、贅を尽くした4人乗りのオープンカーです。

こちらは、映画007の愛車を務めたこともあるロータスエスプリです。展示されていたエスプリは1991年式で480万円でした。リトラクタブルライトを採用し、スーパーカー的な要素が満載のエスプリ。しかし価格はリーズナブルです。

ロータスエスプリは1976年から2004年まで販売されたロングセラーモデル。従来のジウジアーロデザインに比べると丸みを帯びたニューシェイプデザインが特徴です。

今回出展されていた英国車の中で最もバリュー価格だったのが2002年式のレンジローバー。車両本体価格は220万円と新車の軽自動車と同じ予算で手に入れることができます。

クラシックレンジと呼ばれる初代モデルも出展されていましたが、最も安いものでも700万円近い価格でした。その点、2代目モデルならば半額以下で購入可能となっています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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