0-100km/h加速は4.1秒!アウディ・新型「RS Q3」、ニュルを疾走

アウディのコンパクト・クロスオーバーSUV「Q3」の高性能モデル、「RS Q3」次期型プロトタイプが、ニュルで高速テストを行いました。

捉えた開発車両はこれまで目撃した「SQ3」と区別が難しいですが、フロントホイールには「SQ3」テスト車両より大型のブレーキキャリパーが見て取れます。またワイドグリルには「AMG」パナメリカーナグリルを彷彿させる縦スラットを装着し、左右コーナーには大型エアインテークを装備しています。さらにルーフスポイラーやクワッドエキゾーストパイプも特徴的といえます。

「Q3」シリーズ新型のプラットフォームには、VWグループ最新アーキテクチャ「MQB」を採用し、約50kgの軽量化を図ると共に、ホイールベースは50mm、全長は60mm、全幅は50mm拡大されるとレポートされています。また室内では、デジタル・インストルメント・クラスタと大型ディスプレイを備えるコックピットも見て取れます。

アウディは昨年、「RS Q3」の高性能モデル「RS Q3 パフォーマンス」を発売しました。「RS3」から流用する2.5リットル直列5気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力は367ps、最大トルク465Nmを発揮します。しかし次期型では、さらなるブーストアップが見込まれ、最高出力400ps、最大トルク480Nm、0-100km/h加速は4.1秒以下とも噂されるスーパーSUVが予想されています。

「Q3」新型は、10月のパリモーターショーで登場すると予想されており、その後「SQ3」2019年3月のジュネーブモーターショー、「RS Q3」は2019年内と伝えられています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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