ディーゼル追加で魅力100倍増し。ボルボ・XC60のパワートレーンについてまとめてみた!

ボルボのベストセラーSUV、XC60に待望のディーゼルモデル、D4が追加されました。ちなみにこのD4、ガソリンエンジンと同時に昨秋、発表・発売はされていたのですが、市場投入が遅れていたモデル。待ってたんですよ、ボルボ・カー・ジャパンさん!

 

ここでXC60のパワートレーンについて整理しておきましょう。日本市場に導入されているのは、今回追加されたディーゼルを含めて全部で4種類です。

T5:ガソリンエンジン+ターボチャージャー(254ps/35.7kgm)
T6:ガソリンエンジン+ターボチャージャー+スーパーチャージャー(320ps/40.8kgm)
T8 Twin Engine:ガソリンエンジン+ターボチャージャー+スーパーチャージャー+電気モーター(405ps/65.3kgm *システム出力)
D4:ディーゼルエンジン+ターボチャージャー(190ps/40.8kgm)

ちなみにこの4つのパワートレーン、ベースとなるエンジンはすべて2L・4気筒なんです。これは莫大な投資が必要なエンジン開発を一本化し、そのうえで高効率化や環境対応のための技術を磨いていこうというボルボの理念「Drive-E」に基づくものなんですね。

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
続きを見る
閉じる