<対戦相手>HKSスーパーチャージド・トレノ by HKS九州サービス
外観はまったくのノーマル。ステッカーさえなければ、ただのトレノだ。エンジンはHKSスーパーチャージャーの4A-G用システム2仕様に設定されている。
SX1150のチャージャー本体に、PFC-Fコントローラー、大容量噴射ノズルを装備、ブースト圧0.6kg/cm2で173psをマーク。排気系はタコ足+ライディングスポーツマフラーで決めている。
<PM3:40パワーチェック> パワーチェックは93%を達成して合格
一戦終えて注目のシャシーダイナモ・チェックだ。新ネット表示(※当時)なので計測値に近いはず。出たのは171.28ps。185psのメーカー値と93%近い差は、ほぼピッタリと見ていい。さすがセブン!
<オマケ!> マル秘のリミッター外しだゼ!
新セブンにも当然のように100km/hチャイム、180km/hで作動するスピードリミッターが装着されている。絶対に外せないと言われているらしいが、某情報によれば、メーターパネルを外してしまえば作業はカンタン。メーター裏側を覗くと一目瞭然で100km/h、180km/hのコードが見えるはず。あとはこのコードを抜くだけでOKとか。コードはそのままでトラブルはないはずだ。
・・・・・・・・・・・・
台風付きの嵐では、いくら素性のよいFCセブンだとしても実力発揮とはいかなかった模様ですね(汗)。日を改めて…とはカンタンにはいかない取材スケジュール。チョイ残念です。さて、次回その2ではDaiちゃん、またまたバトル相手を見つけたようです。どんなマシンとどんな勝負をするのでしょうか? お楽しみに!
[OPTION 1985年12月号より]
(Play Back The OPTION by 永光やすの)