TGRラリーチャレンジ第4戦(6月24日)の舞台は、頭文字Dの舞台となった群馬・渋川。
私は頭文字Dの映画化にてアンバサダーをつとめさせて頂いたご縁で、この度「しぶかわ観光大使」を拝命。23日の前夜祭で世界的なラリースト新井敏弘さん(群馬ご出身)とともに高木勉市長から大使委嘱状を頂きました。
渋川大会のコースはオールターマック(舗装)ですが、SS1、SS4(同じコース)はとても狭く、砂もあり、ブラインドから鋭角に曲がるなど、特に危険を表す「!!」マークが2つの「ダブルコーション」が多い…。
SS2、SS5はハイスピードの5km近くあるロングコース。86でも120km/h近くスピードが乗り、カーブの途中が狭くなるなど、このセクションも手強い…。
SS3、SS6はギャラリーの前を走るショートなコース設定。登りから360度クルッと回る途中には大きなクレート(凸凹)があり、私が参加するC3クラスは改装範囲が狭く、跳ねて暴れる86はドライバーの腕でカバーしなければなりません。
レッキのあと、ラリーならではのセレモニアルスタートで観客とハイタッチしながら出発!
午前の部ではSS1〜3を走るのですが、いきなりのアクシデント。SS1で前走車が走行不能となり、ラリーのルールに従い後続車らが救助をします。当然、後続車だった私たちはこのセクションはタイム計測がされず記録なし。そこでオフィシャルの判断による独自の計算で仮想タイムが加算されましたが、これもラリーならではのルールですね。
SS2ではクラス5番手タイム、SS3では3番手タイムと好調でした。午後の部も走り終えて無事完走、結果はクラス5位と入賞を果たしましたが、まだまだ課題がたくさん残ります。
今回が2回目とまだまだラリー初心者ながら、少しずつラリーの魅力に憑かれている自分を発見できました。もっともっと練習して、早く表彰台上がれるように頑張ります!
また、渋川観光大使として、この頭文字Dの聖地・渋川をいろいろな形で盛り上げていけたらと思います。
(レーシングドライバー、しぶかわ観光大使・塚本奈々美)