目的地についた後、周辺のスポットを検索する場合もグーグルのほうが優位です。駐輪場の検索や「カフェ」だけでの検索もグーグルのほうが引っかかります。
ただ、入力する手間が少ないのはヤフー。車のカーナビにかなり寄せられています。
両アプリとも音声認識に対応していますが、精度はどちらも同じくらい。動作スピードは若干ヤフーのほうが速い…時もあるというレベル。でも、急いでる時の音声認識はかなり重宝しますよ!
目的地までのルートも場所と距離によってですが、両アプリともルートが違う場合も。都内は特に大きく違ってきます。
目的地までの時間はヤフーのほうが正確。グーグルは全部信号無視しないと時間通りに着きません。僕はヤフーで予定時間の10分前に到着するように時間設定して使っています。
問題は高速を使ってのルート表示。ヤフーは同時に表示されるので料金がいくらかかって、どのルートを通り、何分ぐらい違うのかがわかりやすいです。
グーグルはオプションで高速を使わない設定にしないといつの間にか高速に乗せられたりします。しかも料金もわからず、これのおかげで僕は何度か無駄に高速料金を払わされた事があります。
ヤフーの凄いところはアプリの設定で軽自動車、普通車の設定、ETCなど様々な設定ができるんです。他にも案内中に合流情報、オービススポット、取り締まり重視スポットなども音声案内してくれるんです。これはもうカーナビを超えた使いやすさ!
情報は日々更新されているので、かなり助かりますよ!
案内が優れているのは圧倒的にヤフーです。バイクの場合、スマホホルダーをつけていないと音声案内のみですが、ヤフーは大丈夫。700m、300m、少し手前、直前と4段階案内してくれるので道を間違えることがまずありません。
グーグルは謎のショートカットルートを走らせようと「右、右み…左です」とかDJタイムが始まることも。気を取られて気付いたら交差点を過ぎてしまったということが何度もあります。
極稀ですが、グーグルの音声は右と左を間違えて案内することもありました。
グーグルのいいところを強いてあげるなら、案内中に他のスポットを検索して立ち寄りやすいというポイント。ただ、運転しながら操作はバイクじゃまず不可能なのであんまり意味がありません。
他には高速の真下の道路を走っている場合、グーグルは「高速走ってる!」と勘違いしてルートが勝手に切り替わります。
逆にヤフーは勘違いが少なく、仮に切り替わってしまったとしても「高速切り替え」「一般道切り替え」ボタンがあるので安心。ヘタするとカーナビ以上に使いやすいんじゃないでしょうか?
正直グーグルの案内はダメダメすぎてヤフーになれた今ではもう使えません。グーグルで検索してヤフーに住所をコピペしてでもヤフーを使ってます。
総合判断するとヤフーのほうが圧倒的に使いやすいです。連休前になると交通情報や、取り締まり情報、おすすめスポットをお知らせしてくるのも良いポイント。
自宅や職場の登録はどちらもできるんですが、ヤフーは右上に自宅へのルート検索ボタンがあり、メニューから職場へのルートも簡単にできます。グーグルはこれが無く、「自宅」と検索していました。
ヤフーの完成度はカーナビメーカーが可哀想に思えてくるくらい素晴らしい出来です。ただ、歩いてる場合は使えないので、僕の場合目的地まではヤフー、降りてからはグーグルという使い方をしています。
ナビアプリって正直長く使わないとよくわかりませんよね。僕はツーリングやら仕事やらでずっと使っていて、最近ようやくヤフーに安定してきました。タイトルでは5年、とありますがヤフーカーナビがリリースされたのは2014年の夏。しっかり5年以上使っていたのはグーグルの方です。(すみません…)
無料のナビアプリがあると、知らない道を走っている時でも安心して走れるので心ゆくままにツーリングを楽しめますよ!
(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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