米独伊日がタッグを組んだ!? キャラウェイ・コルベットが賞金総額1億円の鈴鹿10H耐久へ参戦!

ドイツに本拠地を置くキャラウェイ・コンペティションといえば、アメ車のレーシングカー大好き! シボレーを過激にチューニングすることで有名ですね。

中でも話題の「コルベットC7 GT3-R」は2017年にホッケンハイムで披露され、2017年ADAC GTマスターズではシリーズチャンピオンを獲得しました。また、2018年は北米のPWCピレリワールドチャレンジへも参戦しています。

そんなコルベット・スペシャリストのキャラウェイ・コンペティションが、2018年8月24~26日に鈴鹿サーキットで行われる「第47回サマーエンデュランス・鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)」への参戦を表明しました。

パートナーは日本国内外の希少車を扱うディーラー「株式会社エフジェイ/ビンゴスポーツ」。そう、東京オートサロン2018で1990年ル・マン24Hレースに参戦した「NISSAN R90CK」が1億9030万円、BNR34スカイライン GT-R V-SPEC II NURが3520万円という落札価格だったりした、あのBHオークションも行っている会社です。

また、鈴鹿10Hのドライバーは、ビンゴスポーツ代表でPCCJ(ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン)の2017チャンピオンの武井真司さんと、同じくPCCJやFIA-F4などで活躍する上村優太さん、他1名。

ビンゴスポーツがキャラウェイ・コンペティションと組んで、鈴鹿10Hに挑戦するきっかけとなったのは、イタリアの高級ブランド「BVLGARI(ブルガリ)」の創業ファミリーのひとり、ニコラ・ブルガリさんと出会ったこと。彼はアメ車のエンスージアストとしても有名で、アメ車の価値を伝え、自動車文化にも精通している方。そんなブルガリさんの活動にビンゴスポーツの武井さんが共感し、この鈴鹿10H参戦へと繋がっていったのです。

この鈴鹿10Hは、スーパーGT300クラスで活躍するFIA-GT3マシンやJAF-GTマシンなどが参戦し、「GT3カー世界一決定戦」として2018年に初開催されるもの。賞金総額1億円!という、太っ腹なレースです。

参戦チーム名は「Callaway Competition with BINGO RACING」。強力なメインスポンサーにFUJIMAKI GROUP(株式会社F&Cホールディングス)を迎え、「アメ車のコルベット」「ドイツのレーシングワークス」「イタリアの高級ブランド」「日本のドライバー&スポンサー」という『米独伊日』のタッグチームが、真夏の鈴鹿10Hを激走します。

(クリッカー編集部)

【関連サイト】

第47回サマーエンデュランス・鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)
http://www.suzukacircuit.jp/10h/special/03.html

ビンゴスポーツ
http://www.bingosports.co.jp/

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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