世界で最も速くスリリングな4ドア。「ラピードAMR」市販型、ニュルブルクリンクで高速テスト

アストンマーティンの新ブランド「AMR」にラインアップされる「ラピードAMR」市販型プロトタイプを、ニュルブルクリンクでカメラが捉えました。

捉えた開発車両は、スプリッターを備える新しいフロントバンパー、ワイドなサイドシル、リアディフューザー、21インチホイールのほか、リアにはエアロフリップ・スポイラーを装備するアグレッシブなエクステリアが確認できます。このプロトタイプにはデュアルエキゾーストパイプが装着されていますがフェイクの可能性があり、発売時には4本出しに変更されるかもしれません。

室内はカーボンファイバーを多用し、シートとステアリングホイールにはアルカンターラを使用。ライムグリーンをアクセントにした「息を呑むほど」の高級感を持つとレポートされています。

注目はそのスペックです。6リットルV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力は「ラピードS」の560psを上回る600psを発揮。最高速度は337km/hに達し、世界で最も速くスリリングな4ドアと伝えられています。

「AMR」は、レースシーンからフィードバックされたダイナミズムとパフォーマンスを引き上げ、新たな頂点を目指すエキサイティングなブランドです。アストンマーティンは、今後「ヴァルキリー」を含むすべてのモデルにAMRバージョンの設定を計画しているといい、この「AMRラピード」は、限定210台で2019年以降の発売が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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