まずは、このパワーグラフを見てください。ストック(ノーマル状態)で141.7 kWのクルマが、「Power Editor」というチューニングにより158.4 kWまでパワーアップしたことを示しています。比率でいうと、およそ11%のパワーアップ。チューニングの伸びしろが少なくなったといわれている、いまどきのクルマでこれほどパワーアップするには、そうそう簡単にはいかないはずですが……。果たして、どのようなチューニングをしたのでしょうか?
驚くなかれ、この「Power Editor」というのは税込3万7800円のチューニングパーツ。しかも、装着もカプラーオンでとても簡単といいます。それだけで16.7kW(22.8PS)もパワーアップしてしまうというのは信じられません。果たして、どのようなチューニングで、どのクルマでのデータなのでしょうか。
このチューニングパーツを開発したのは、おそらく日本一有名といえるチューニングパーツメーカーであるHKS。そしてターゲットとなっているクルマはホンダ・シビックハッチバック(FK7型)です。