大型キャンピングカーの洗車はつらいよ!?【車中泊女子のキャンピングカー生活】

週末になると、よく自宅の前でマイカーを洗車している方を見かけます。マメだなぁ、綺麗好きなんだなぁ、そして愛車を大切にしているんだなぁという思いがわいてホッコリするものです。
しかしながら筆者はズボラ。実家の軽自動車ですらガソリンスタンドのコイン洗車を年1回するかしないかという程度、ましてや大型キャンピングカーなんて…。

業者さんに頼むと何万円もかかってしまうので、仕方なく自分でやっています。が、専用洗剤など持っているはずもありません。ふつうの食器用洗剤または「激落ちくん」などを使用します(「買ってこいよ!」というツッコミが聞こえてきそうです)。

まず脚立は必須です。まったく手が届きません。モップ的なものを使うことも考えましたが、自分が水浸しになりそうなので地道に雑巾掛けする方を選びました。ちなみに余力があればコーキングを手直しすると雨漏り防止対策にもなり万全です。

一番やっかいなのは「バンク」部分。足場台(台形の脚立)では高さも幅も足りないので、脚立2つに板などを通して台代わりにしなければなりません。

旅先でキャンピングカー仲間と「洗車しよう!」となっても、バンク部分だけは省略することがほとんどです。そのためバンクだけが汚れている(バーコードのような雨垂れの痕がついている)キャンピングカーが多いのです。

この写真は某自動車修理工場さんに洗車してもらったときのもの。なんとマーカーライトのカバーまで綺麗にしてくれました。けっこう水が溜まったり内部まで汚れてるんですよね。ここまでしてもらったのはこれっきりで、もう10年くらい経ってしまいました。せめて年1回でも「洗車日」を設ければ、元の木阿弥にならなかったのに…すみません。

筆者のキャンピングカーは年数が経っているため、ポリッシャーなどで磨きすぎてシールが剥がれてしまったこともあります(10年目当時)。それ以来、ボンネット以外は全て手作業です。

ガソリンスタンドで大型車(トラック)専用の洗車機を利用してみたいと思ったこともありますが、キャンピングカーにはサイドオーニングやソーラー、クーラーなどなど色んな装備がくっついているので断念しました。高圧洗浄ガンは重宝しています。

いま興味があるのは、光触媒コーティングです。一度やっておけば汚れが落ちやすくなり、水拭き程度でもいいそうなのでズボラな筆者には好都合! 料金は5.9m~7mで64,000円。がんばって稼がなきゃ。

(松本しう周己)

この記事の著者

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松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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